スタッフブログ

2024.01.09

2024年度も窓リフォームに関するお得な補助金が始まります

 昨年度環境省と経済産業省が連携して行っていた補助金支援事業先進的窓リノベ事業先進的窓リノベ事業2024となって今年度も始まります

昨年度同様住宅(戸建、マンション)の窓リフォームを対象に補助額5万円から最大200万円、補助率最大50%内窓のみ補助額が昨年度より若干下がっておりますがそれでもお得な補助金となっております。

新築の住宅ではペアガラスやトリプルガラスなど断熱性能の高い窓を設置するのが主流になっておりますが、築30年くらいの住宅になると1枚ガラスの窓の住宅が多くなります。1枚ガラスだとペアガラスやトリプルガラスに比べて断熱性能が低いため窓のリフォームを行い断熱性能を上げ省エネにしようというのが今回の事業の内容になります。

『先進的窓リノベ事業2024』では昨年度に引き続き窓断熱改修が対象ですが、窓断熱改修と同一契約であればドア※1断熱改修も可能となっております。

※1 住宅の外皮部分にある開口部に設置する建具のうち、屋外から施錠できる建具

①ガラスのみを交換する工事

ガラス交換によって1枚ガラスから複層ガラスにすることで断熱性能を上げます。

加工から取付まで時間や金額がどれくらいかかるのか場合によるため特殊な形の窓や窓自体を交換することが難しい場合におすすめです。

②内窓を設置する工事

内窓の設置のみになるので既存窓は残したまま工事を行うことが可能です。

既存の窓と内窓の間に空気層ができることで断熱性能を上げます。短時間で工事が完了するためおすすめです。

③既存窓枠の上から新しい窓を被せる工事(カバー工法)

既存の窓枠を残したまま被せるように新しい窓枠を設置するので外壁や室内を壊さず断熱性能が高い窓に交換することが可能です。

外壁や内装をいじらず新しくすることが可能であり1日工事で完了するためおすすめです。

④既存窓の枠ごとすべて取り外し新しく窓を設置する工事(はつり工法)

窓枠からすべて取り外すため内装や外壁の手直しが必要になるため窓以外にも金額がかかる場合があります。
 同時に外装リフォームや室内リフォームがしたい、今よりも大きい窓を取り付けたいと考えている場合におすすめです。

⑤既存ドア枠の上から新しいドアを被せる工事(カバー工法)

既存のドア枠を残したまま被せるように新しいドア枠を設置するので外壁や室内を壊さずドアを交換することが可能です。
既存のドアの断熱性能より高いドアに交換になるため縁側や廊下の窓を交換や内窓設置を考えている場合は同時にドアも交換することでより断熱性能を上げることができます。窓のカバー工法同様に1日工事で完了するためおすすめです。

⑥既存ドア枠ごとすべて取り外し新しくドアを設置する工事(はつり工法)

ドア枠からすべて取り外すため内装や外壁の手直しが必要になるためドア以外にも金額がかかる場合があります。
外壁や内装含め窓交換を考えている場合は同時にドアも交換することでより断熱性能を上げることができるのでおすすめです。

(先進的窓リノベ2024HPより引用)

日本建材・住宅設備産業協会の調べによると冬の場合床や屋根から逃げていく熱は10%未満、外壁からは15%なのに対して窓からは約60%も熱が逃げていきます。夏の場合は外壁や床から入ってくる熱は10%未満、屋根からは11%なのに対して窓からは約70%も入ってきているのです。窓からの熱の損失がもっとも大きいことがわかります。

では窓の断熱性能を上げるとどれくらい省エネになるのか、既存窓に内窓を設置した場合の年間の冷暖房費が約26%削減することが可能になります。

 

(日本建材・住宅設備産業協会HPより引用)

昨年から電気代が値上がって冷暖房費の節約に努めた方も多くいらっしゃると思いますが、寒い冬の間の暖房機器だけでなく、これからは夏に向けてエアコンの使用も増えてきます。ぜひ補助金を利用してお得に窓リフォームして室内を快適に、省エネにしてみませんか?