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茅葺屋根葺替え工事

2019.05.01

芳泉町にある武家屋敷住居「南部邸」保存

令和の時代が始まりました。

今日は、芳泉町にある、江戸時代に建てられた貴重な武家屋敷住居「南部邸」をご紹介したいと思います。

芳泉町は、直江兼続によって町並みが整備されたと言われています。ウコギの生垣と茅葺屋根の武家屋敷住居が建ち並んでいる町並みは大変美しく、保存すべき町並みであると感じています。しかし、茅葺屋根を維持管理していくには、定期的な葺き替えや修繕が必要になるため、保存していく難しさが分かります。

茅葺屋根が現存しているのは4軒だけで、そのうちの1軒が「南部邸」です。南部邸は、江戸時代に建てられた武士の居宅で、歴史文化的価値のある武家屋敷としてのたたずまいを残している貴重な建物です。 現在、弊社では、「南部邸」の茅葺屋根の修復工事をしています。 昨年のうちに茅を刈り取り保存していたものを葺いています。

時代が変わっても、少しでも長い時間、保存すべき建物と町並みを後世に残していけたら幸いです。