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2025年12月

2025.12.17

2026年度省エネキャンペーン補助金が発表されました!

 お知らせしておりましたとおり来年度も引き続き3省連携大型補助金が決定しております。

限度額並びに補助額が経済産業省、環境省より発表されましたので2025キャンペーン(以下2025CP)と比較いたしました。

まずは先進的窓リノベ事業から

補助限度額は2025CPでは200万円が上限でしたが2026CPでは100万円まで下がっております。併せまして補助額についても2025CPから軒並み下がっております。

しかしながら一部変更になっておりお得になった部分もございます。

2025CPまで2.8㎡以上の窓はどれだけ大きくなろうが一律の補助額だったため大きい窓ほど補助率が下がってしまうのが現状でした。2026CPでは2.8㎡以上4㎡未満までが大、4㎡以上が特大に変更になりました。この変更により4㎡以上の窓は2025CPに比べ補助率が上がり補助額もアップいたしました。(工種、グレードによって下がるものもございます)

特に設置率の高い内窓では2025CPより¥11,000アップいたします。

続いて給湯省エネ事業について

補助額は2025CPから一律¥30,000下がっており、撤去加算についても電気蓄熱暖房機が¥40,000、電気温水器(エコキュートを除く)が¥20,000下がっております。

また2025CPから大幅に要件が変更になっております。

2025CPまでの旧要件ですと補助金対象の給湯器のみ設置した場合基礎要件に該当し補助額が給付されましたが、2026CPからの新要件では廃止されます。

2026CPから基礎要件は補助金対象の給湯器でインターネットに接続可能であり昼間の時間帯の余剰再エネ電気を活用できるものであることが条件になります。

さらに補助額加算になるA要件は基礎要件の下限の機種と比べて5%以上二酸化炭素の排出量が少なく、より省エネ性能が高いものであることが条件になります。

2025CPから加算額は下がりますが現在電気温水器を設置されている場合は¥20,000円の撤去加算が付きよりお得に給湯器交換が可能です。

ただし既存がエコキュートの場合は対象となりませんのでご注意ください。

施工日は先進的窓リノベ事業並びに給湯省エネ事業の両事業ともに11月28日以降のものが対象になっております。

給湯器については各メーカーより対象商品が発表になりますので設置機種を確認しながら進めていきたいと思います。

2025年もあとわずかとなっております。きたる2026年にむけてリフォームの検討材料にしていただけますと幸いです。